グループ研究統括 木村俊作
ナノサイズの新規な分子を合成し、さらに高次構造化し、その特異な構造・物性を利用した分子システムの創出を行い、その機能の計測・分析を行うとともに、機能発現に必要不可欠なナノスケールでの分子の操作、組織化、配向制御技術を確立する。
また、レーザー光学、分子分光、近接場光学、マイクロビーム分析、局所プローブ分析など、量子化されたエネルギーとナノ物質との相互作用を通して、ナノ領域における高次構造に依存した新規量子現象を探索し、その素過程を解明することにより、革新的な高次機能構造を構築する。
- 単一分子エレクトロニクス、多重機能性ナノ細孔材料の創製
- 新しい共役系ナノ分子の構築・カーボンナノチューブの分子配線に関する研究
- 原子・分子スケールでの新しい量子現象の探索、実証
- メゾスコピック構造固有の新しい物性・機能の探求
- 原子・分子レベルでのナノ構造の精密制御と構造評価技術の確立
- 単一分子、単一クラスター、単一粒子等、非統計的離散的物性の解明
