第5回 若手研究者交流会(ナノミクス研究部門、CUPAL共催)

「第5回 若手研究者交流会」を11月15日 (水) 桂キャンパス 船井哲良記念講堂 国際連携ホールで開催します。

今年の若手研究者交流会は、昨年度と同様にナノテクキャリアアッププログラム CUPAL(https://nanotechcupal.jp/)との共催で実施し、CUPALで活動している若手研究者からもポスタ発表が行われます。また、企業の研究者による講演会も行います。

第5回 若手研究者交流会(ナノミクス研究部門、CUPAL共催)

  • 日 時: 平成29年11月15日(水)午前13時~17時ごろまで
  • 場 所: 船井哲良記念講堂 国際連携ホール
        (http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/funai
  • スケジュール(参加発表人数によって若干変更があります)

13:00 開催挨拶 田畑 修

13:05~14:25 ショートプレゼンテーション(1人2~3分程度)

14:30~15:30 講演会 (CUPAL諮問委員)

西本 尚弘 (株式会社島津製作所基盤技術研究所 新事業開発室 室長)

「スペシャリストかジェネラリストか~企業研究所の現場から」

濱田 公守 (トヨタ自動車株式会社パワーエレクトロニクス開発部 部付主査)

「企業が求める博士人材について(仮題)」

15:30~15:45 休憩

15:45~17:30 ポスターセッション/懇親会

17:30~18:00 表彰式

18:00 閉会挨拶 来賓

発表申込方法

1. 参加希望の連絡

ナノミクス事務局(nano-partner@nms.me.kyoto-u.ac.jp)に「参加者氏名・連絡先・タイトル」をご連絡ください。

締切:平成29年10月13日(金)

2. ショートプレゼン用ファイル

ナノミクス事務局(nano-partner@nms.me.kyoto-u.ac.jp)に発表資料ファイル(ファイル形式は ppt or pdf、発表時間:2分)をお送りください。

締切:平成29年11月2日(木)

3. ポスター掲示(当日)

A0サイズのポスターを当日ご掲示ください。

(桂キャンパス 船井哲良記念講堂 国際連携ホール)

講演概要

「スペシャリストかジェネラリストか〜企業研究所の現場から」

西本 尚弘 (株式会社島津製作所基盤技術研究所 副所長)

技術の理解、その基となる科学の理解、その上で応用へとつながる深い洞察力が技術者に要求される。「科学技術で社会に貢献する」を社是とする当社にとって、これらの研究開発業務が価値提供の源泉でもある。そのためには研究の経験に基づく課題解決力に加え、領域にとらわれない幅広い視野と知識、新規の課題設定力が必要である。研究の意味、出口を意識し「有用な」製品・サービス・情報として「早く」社会に還元することが企業研究者の使命と考えており、その具体的なイメージについて話題提供したい。

 

「企業研究者の目線、採用担当者の目線」

濱田 公守 (トヨタ自動車株式会社 パワーエレクトロニクス開発部 部付主査)

トヨタ自動車で入社以来30年以上半導体の研究・開発・設計の業務を担当してきました。自身の経験を元に、企業は「企業における研究や開発」とはどうあるべきと考えていて、「アカデミアにおける研究」とどう違うか、また自分としてはその期待に応えるために何を大切にして研究や開発に取り組んで来たかを実例を交えながら紹介します。

一方、技術者人生の後半は実務を離れマネージャー職に就き開発方針の策定、推進、進捗管理並びに部下の技術指導をしながらも、組織マネジメント、人材育成、採用などのような研究者や技術者ではない視点で物事を判断をする機会が多くありました。その中で若手の皆さんに興味があると思われる「採用面接」に面接官として臨む側の視点や思いなどについてお話しをしたいと思います。

このことはあくまで弊社内における私の経験に基づきという前提ですので、あくまでも一例にすぎませんが、この話が皆さんの人生の判断の一助となれば幸いです。

問い合わせ先

【ナノミクス事務局】

沖野ミリ

TEL: 075-383-3693

E-Mail: nano-partner@nms.me.kyoto-u.ac.jp